第9話 連想配列(両面利用)

--------------------- 第9話 連想配列(両面利用) --------------------------

はじまり、はじまり~。

<んで、次は何で配列がないの?>
いきなり本題かよ。配列がないわけではない。連想配列とシステムで作られる
配列をそのまま使っているのだよ。 だから見かけ上のdim宣言がない。

<どれ、どれ?こいつかぁ~。hashtbl と GETDIR_FILES だな。なるほど。>
<で、両面利用とはナンだ?>
コレコレ、タイトルを先読みしないの! コレは配列の添え字やデータに別の意味を
持たせて利用しようとしたので、こう呼んでいる。

<普通とどう違うのだ?>
見かけ上は、何も変わらない。

<それでは、意味がないではないか!>
そうまさに、その意味がないと見るか、あると見るか、の見方によるものだ。

<具体的に説明してよ。>
説明は、結構長くなるので、一つだけ。連想配列では、添え字に文字列が使えるので
通常は下記のように使用する。

h["りんご"] = "apple"
ところが、コレをファイル名などにすると
h["file.pdf"] = "file.pdf"
"file.pdf"は添え字であり、ファイル名であり、データでもあるわけだ。

<添え字とデータが同じだし、ますます、訳が分からん!>
今日は、このくらいにしとこか?

<逃げる気?>
そんなつもりはないが、理解が追い付かないだろ?

h["file.pdf"] = "file.pdf" はピンと来る人には来るんだよ。
<アタシは人ではないしぃ>
ヒトデナシ!

<なんか言った?>
まあ、コレは後でグループ化と絡めて説明しよう。
今は冷却期間としよう。

<分かった。じゃあコレは、ひとまずブラック・ボックスとしてソノ効果は?>
ソレは最初の質問が、答えになる。

<えっ?最初の質問? 「何で配列がないの?」>
そう。いくつもの意味を持たせるので、変数・配列が少なくて済む。

特に連想配列は、添え字に意味のある文字列が使えるので、こうゆう事が可能になる。

<スゴイ効果ジャン!>
でも、内容が分かりにくくなる傾向がある。・・・が!
短いんだから、このくらい何とか理解してよ。

<そ、そうね。実力の無さをさらけ出しているのは、このアタシ?>

 

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提供は:配列が消える? Linersでした。

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